キャンプに行ってきたよ(小言をいうログ)
キャンプに行ってきたよ、って書き出しの先のブログ。
いろいろ思うこともありましたので、ちょっとログにしておこうと思います。
久し振りのカヤック&コラム、ねぎです。
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オヨメの弟一家が帰郷してくるってお話。
なぜかホストのお義母さんは、何かしらのイベントを盛らないと気が済まないタイプの人みたいです。
前回はリンゴ狩り&SLに乗ろうっていうプチ旅行でしたね。
東京から山口県まで来るんですから、大概旅行気分でやってきそうなものだと思うんですが、旅行先でさらに旅行に行かされるってのもどうなんですかね?
まぁ楽しいに越したことはないんでしょうが、帰郷した時くらいゆっくりしてもいいんじゃないですか?なんていえない……(´-`).。oO
妙にお金を掛けたがるんですがね、別にお金を掛けなくても良い思い出はたくさん作れますよ。
で、提案したのが近場でのキャンプであります。
義実家から片道30分ほどの場所にある、アクトビレッジおのっていう施設ですね。
体験型アクティビティなど、ご相談に応じていろいろと提案してくれます。
小野湖をメイン会場とし、湖畔でのキャンプや湖上でのボートやカヤック、カヌー体験などのアクティビティをはじめ、湖面利用の部活動や、バス釣り大会なども開かれております。
一部後述しますが、基本的には事前の打ち合わせや予約・申請などが必要な場合が多くありますので、ご利用の際には事前に相談した方が良いかと思います。
さて、いよいよキャンプのお話です。
キャンプ前日にクルマに各種用品を車載し、ついでにカヤックも載せて(スパーダ発カヤック車載!)、釣りをして就寝。
当日、東京から新幹線でやってくる義弟一家をお迎えに新山口まで一路。
昼過ぎには仕事を終えたオヨメも合流し、アクトビレッジおのに到着であります。
受付にご挨拶し、施設使用料のお支払いを済ませます。
事前にいろいろを打ち合わせておりましたので、テント等の備品の貸し出しの準備は既に済まされておりまして、非常にスムーズに事は進みます。
炎天の中、テントの建て方を教わります。
一通り教えてもらった後は、残りのテントを自分たちだけでせっせと組み立てます。
子供たちは既にテント設営なんか飽きちゃってて、きゃっきゃと遊ぶ傍で大人が必死に頑張るパターン。
一生懸命に楽しんでおりましたので、殆ど写真が無いっていうアレですよ。
バーベキューを義父が仕切ってワイワイ。
この時点でウチの3子が40℃の熱を出していることが発覚し、オヨメと3子を家に連れて帰ります(近場で助かりました)。
現地に戻ってきた時には花火も終わっちゃってて、あれまあって感じですね。
星がきれいに見えていまして、風も心地良く拭いていたり、何より暑くないってのが最高に素敵でした。
テントも思った以上に寝心地が良くて、朝までぐっすり。
朝6時。
本来であれば湖面利用は9時~17時と決められているのですが、宿泊者特権ということで特別に夜明けからの湖面利用許可を施設長さんから得ておりました。
親水護岸のスロープから離陸であります。
スロープが見える範囲をクルージング。
満水から3mほど減水しているような感じです。
アオコの混じるマッディな水色、パドルでかいた水面には泡が残るような水質。
が、時折水面には何かを捕食しているようなライズが見えます(釣竿持ってきとけばよかった……)。
こどもたちもカヤック体験、それなりに楽しめたようです。
7時過ぎには陽が強く差しはじめ、じりじりと体を焼くような熱気を感じましたので、早めに陸揚げです。
こどもたちはワイワイとボール遊びなんかをしていましたが、いろいろと気になってたことがあって、ワタクシは親水護岸の様子をぼけっと眺めていたのですよ。
「バス釣りの人たちはちゃんと9時に船を出すのか」
先にもちらと書きましたが、小野湖の湖面利用は9時から17時と決められています(ちなみに10月~3月末まではバス釣りでの湖面利用は禁止です)。
バス釣りもするワタクシですが、気分的には9時って既に竿を畳んでいる時間ですので、「もっと早くに使わせてほしい」っていう気持ちも痛いほどわかるんですよ。
ですがね、決まりは決まりなんでね。
で、結論から言うと、7時半頃には2艇が既にスタートしていました。
8時過ぎ頃にも追加で2艇。
そんな傍ら、9時前にスロープ利用申請だけ済ませて上の駐車場で9時になるのを待っているボーターの方も数名。
9時ちょうどにはスロープ付近には車が6台近く詰まってました。
どの業界もそうでしょうが、決まりを守れない一部の人が居て、決まりを守っている多くの人が居て、っていう感じでしょうかね。
施設長さんといろいろ話が出来る関係性になっていましたので、良いついででしたので話を聞いてみました。
「ボートでバス釣りをする方には割と人気みたいですね。スロープもしっかり管理してますから、ボートの上げ下ろしはしやすいと思いますよ。ただね、施設管理の都合で、9時から17時しか対応できる職員が居ないんでね……もっと早くに使わせてほしいっていう声はたくさん聞くんですけどね。事前に打ち合わせがあるような、例えばバス釣り大会とかの時には、6時頃から解放している時もありますけどね、基本的には9時からなんで、出来れば時間は守ってもらえると良いんですけどね……。」
ふむふむ、そして話は続きます。
「実際、今日もそうですけど、8時前から申請に来る人も居るんですよ。本当ならダメなんで断らなきゃいけないんでしょうけど、あんまりうるさく言うと申請に来ずに黙ってスロープ使っちゃうような人が出てきても困りますしね……我々がいちばん困るのは、黙って侵入されて勝手に設備を使われることなんですよ。みなさんに良識があると信じるしかないんですけどね、無断で入られるとこちらとしてはもう手のうちようがないんですよ。だから無断で使われるくらいなら、少しくらい時間を守れなくても申請に来てくれる方が……ってね。黙認しているような状態です。ただ、あんまり無断利用が目についたり、時間が守れないようだと、親水護岸に入れなくするような対応、例えば鍵を掛けたりとかですね、そういった対応を考えないといけないかも知れませんね。」
寛大な対応、ありがとうございます。
ちなみに、施設長さんはひとつ聞いたら2倍も3倍も喋ってくれる人でして、無断利用されるとなぜ困るのか、についても教えてくださいました。
「ウチは市の委託事業施設でして、市の補助を受けながら運用してるんですね。で、こういうのっていうのは、予算と実績っていうのがあってですね。例えばスロープだと、どんな使われ方をしているのか(カヌー、カヤック、ボート、バス釣り、など)、どこの人が利用しているのか、それらがどのくらいの頻度で使われているのか、こういったデータを集積して、市に提出するんですよ。そうすると、市の人が『これくらいなら○○円くらいの予算ですね』っていうふうに決まるんですね。僕たちはそのお金で施設管理をしないといけないんで、無断で使われると実績にならないし、何かあって壊れたり事故があったりしたときにも困りますしね。なんで、たくさんの人に使われて(実績申請)、この施設は必要ですよ、ちゃんと管理されてますよっていうのが認められないといけない。」
ほう、解りやすいですね。
施設利用届けの書面に、名前、住所、電話番号、使用理由、の記載が必要な理由がはっきりと解る回答であります。
即ち、きちんと利用申請をすることが施設維持管理のためになっているということですね。
先の時間前に出艇していたボーターの方々が利用申請していたかどうかは定かでありませんが、施設の人的には「出来れば時間を守って欲しい」ってことですのでね。
逸る気持ちも分かりますが、施設の人の善意で黙認されているだけですよ。
施設長さんも言っていましたが、「結局自分たちの首を絞めているのは自分たちだって気付いてもらえると良いんですけどね。」ですって。
っていうおしゃべりをしながら迎えた9時半ですが、既に屋外はじりじりと灼けるような日差し。
吹き出す汗をこらえながらテントを畳んで返却。
ゴミは全て持ち帰るのが決まりの施設ですので、郷にいては郷に従えの精神で、施設を綺麗に掃除してキャンプ終了であります。
施設長さん、いろいろとお世話になりました。
東京から訪れた義弟一家をはじめ、義父も大変楽しんだようであります。
機会があればまたキャンプしてみたいなぁ(*´・ω・)(・ω・`*)ネー
次は体調万全で、一家みんなで楽しみたいものです。
閲覧ありがとうございました。
【釣り人としての在り方】
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