【ワシの頭の中】vol.2 魚が口を使うということ

2021年3月22日

釣りに行きたい気持ちが沸々とわいてきますが、同時にカラダを休めなさいと脳が訴えています。

寝ても寝ても疲れが取れない……。

平たく、睡眠障害です、ねぎです。

 

毎度の訪問、ありがとうございます。
ブログ村ランキング参加中。クリックで応援!

PVアクセスランキング にほんブログ村 にほんブログ村 釣りブログへ
にほんブログ村

黄色いボタンを押すとブログの更新通知が届くよ!

 

DSC_3313.JPG

さて、ワシの頭の中の2回目ですが、「魚が口を使うとは」について考えてみようと思います。

 

魚種にもよるんですが、なにがしかの対象に対して、魚が起こすアクションは概ね3種に限られます。

①口を使う

②体を使う

③逃げる、隠れる

この3つです。

 

多くの魚においては、人間と違って「手や足」がありません。

何かしらの対象に対して積極的に何か行動をしようとした場合、魚が使えるものは「口か体」になります。

例えば、人間の場合、顔の周りを蚊が飛んでいたとして。

全く気にしない人は何もしないでしょうが、うっとうしいなと感じた人は手で振り払ったり、頭を振って逃避したりするんじゃないでしょうか。

例えば、人間の場合、何か入れ物の奥底に探し物があったとして。

手を突っ込んでごそごそするか、上にあるものを別の場所に移動させたりして、目的のものを手に取りませんか。

これを魚がやろうとした場合。

何かうっとうしいなと思うものが近くを漂っていた場合、口で咥えて他に移動させるか、体当たりして別の場所へ追いやるか、ということになります。

 

ちょっと別の視点から。

魚が釣れたっていう状況を考えるに、おおまかに3種類思い浮かびます。

①餌と思って食べる(餌釣り、ルアー釣りなど)

②縄張り、威嚇に相当するもの(ルアー釣り、鮎の友釣りなど)

③不可抗力(各種釣りのスレ掛かり、ギャング釣りなど)

他にもあるかも知れませんが、魚が釣れるのはだいたいこんな感じじゃないでしょうか?

 

さて、ここで考えるのは、魚が口を使う場面です。

魚を釣ろうとした場合。

❶餌として魚に認識させる。

❷邪魔者として認識させて口(体)を使わせる。

この2つのどちらかを利用します。

ギャング釣りはここでは扱いません。

 

いわゆる「魚のバイト」と呼ばれるものは、この2つの性質を利用したものであります。

❶はいわゆる食性のバイトと呼ばれるものですが、幾らかの種類があると考えています。

概ね餌と思って口を使っていますが、確実に餌と認識してから口を使う魚と、とりあえず口に入れて餌かどうかを確かめる魚というのが居ます。

魚によって行動が異なりますが、それらの対象魚によって前者を狙うのか後者を狙うのか、により釣り方が変わってきます。

これについては、また別の機会に。

 

❷は威嚇や邪魔者を排除するための行動です。

いろいろ考えてみますが、ぱっと思い浮かぶのはブラックバスでしょうか。

ブラックバスは食性に限らず、威嚇や邪魔者の排除のために口を大いに使います。

ルアーの種類が多岐にわたる独特の世界観は、これによるところが大きいのではないかと思います。

海水魚にも威嚇行動は多く見られますが、それを利用した釣りというのはあまり思い浮かびませんね……。

もしかしたら、近い将来、こういった釣り方も開拓されるかもしれません。

 

「魚が口を使うということは」について考えてみました。

魚は食べるためだけに口を使うわけではありません。

何かを確かめたい、興味がある、排除したい、などなど。

魚の行動を知ることは、魚を釣るためのヒントに溢れています。

 

似て非なる「口を使わせるためには」についてはまた別の機会に考えてみようと思います。

次回は例によって何を書くか全く決めていません。

気が向いた時に何か書いてみようと思います。

 

【ワシの頭の中】vol.1 サカナの基本的な特性

【ワシの頭の中】vol.3 (執筆中)

 

閲覧ありがとうございました。

 

【釣り人としての在り方】
こちらも宜しくお願いします。