新しく買ったルアーはなぜすぐにロストするのか

2021年3月22日

週末を迎えました。

思えば先月末から仕事が妙に忙しくて、なんだかへとへとであります。

本当はもっと釣りに行きたいんだけどね、ねぎです。

 

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さて、釣りに暫く出ておりませんので、ネタがありません。

本当はアジングロッドのリビルドなんかをしていましたので、ネタが全くないわけでもないんですが……

わざわざログにするほどのことか……と思うとちょっと面倒になってしまいます。

DSC_3641.JPG

ので、久し振りにコラムです。

今回のテーマは【新しく買ったルアーはなぜすぐにロストしてしまうのか】です。

 

釣りをする人の多くは、釣具店などでルアーを購入するわけですが、その購入に至るまでの過程はなかなか壮大なものであります。

端的に言えば何かしらの「使ってみたい」という動機によって行動を起こす人が大半だと思います(コレクターはちょっと違うかな)。

少し掘り下げてみると、ある程度の魚種が絞られていることが殆どで(例えば「シーバス釣りたい」とか)、さらに掘り下げていくと、自分の通うフィールドの状況なんかを想定しながら、「こういった場面できっと魚が釣れる!」なんていう想像も伴っていることと思います。

 

いつかも言いましたが、ルアーって妙に高いもんですので、ねぎみたいに貧乏性の人々にとって、安くても1個1000円もするようなものをポンポンと買うのにはちょっと抵抗があるもんです。

そういう人々がルアーを買うにあたり、どういったプロセスを取っているかっていうとですね、かなりの情報収集を行っているはずなんです。

最終的には実物を見ての質感であったりサイズ感であったりといった情報になるのですが、その前にはパッケージ(箱など)に書かれている美味しそうな誘惑であったりがあり、それ以前にはネットなんかに書いてある開発秘話とかメディアアングラーが実際に使っている動画だとか、そういった【イメージ】が強烈に刷り込まれています。

それらを総合的に自分の情報として纏め、そのルアーの持つポテンシャルを想定し、それが自分の通うポイント(もしくは行きたいフィールド)の状況で活躍しそうかどうか、という点を値段と相談して購入に至るわけです。

 

そうしてようやくルアーが手元にある状態になるのですが、そのルアーはもはやいつぞや書いた【よく釣れるルアー】(過去記事リンク)ですので、かなりの確率で近日中に実戦に投入されることになります。

その釣れるルアーは、ある程度のイメージが刷り込まれていますので、その想定されたような状況で使用したくなります。

不思議なことに、そのルアーの泳ぐ場所ってのは、【橋脚】とか【ボトム】とか【ブッシュ】とか、いわゆるストラクチャであることが多いです。

それは極自然な観点であり、サカナという生き物は何かしらの【変化】呼ばれるポイントに溜まる傾向がありますので、完全なオープンスペースで活躍できるルアーっていうのは思っている以上に少ないもんです。

 

それともうひとつ、想定した使い方が本当に出来るのか、という点が挙げられます。

キャストひとつとっても、ルアーの大きさや重さ、カタチなんかによって、飛距離や飛び方(姿勢)なんかも変わってきますので、先のイメージ通りに飛ぶかどうかも不明ですし、リーリングを開始して気付く泳ぎ方も然り、イメージと違っているかも知れません。

【シンキング】の表記があっても、はたして思った通りの沈み方か。

ダイブするルアーであれば、想定したレンジで引いてこれるのか、などなど。

自身の持つタックル(ロッドやライン)によっても動きが変化してきます。

購入した時点で持っている【イメージ】と、実際にどう動くのか、という【事象】のすり合わせを行う必要があります。

 

釣れるルアーの秘密に書いた通り、釣れるルアーは釣れるまで投げ続けられますので、初戦であるにも関わらず、結構な回数のキャストを繰り返されます。

ここまでくるともう確率論みたいなものになってしまいますが、釣れるのが先か、何かに引っかかったり高切れを起こしてロストするか、というような状況であります。

 

まとめ。

購入したルアーはすぐに使いたくなり、釣れるまで投げるか、ロストするまで投げる。

こういうことになります。

概ね多くの方が体験されていると思いますが、そうそう簡単にサカナなんて釣れませんのでね(ねぎの住んでるところはサカナが薄いのもありますけど)。

 

べつにロストを推奨しているわけではありません。

せっかく買ったルアーですからね、サカナも釣りたいし、ロストもしたくないですし。

楽しく釣りが出来るひとつの要素ですから。

使ってみないと解らないこともあります、おおいに釣り具メーカーに釣られて踊らされてみるのも悪くはありません。

 

ロストを避けるために……

まずは水深のある広いオープンスペースを有するクリアな水質のフィールドで試し投げをしてみると良いでしょう。

しっかりと【事前に持っていたイメージ】と【実際に動いているルアー】を一致させることで、より具体的な使い方が見えてくるでしょう。

 

さあ、新しい釣り具を持って。釣りを楽しみましょう٩(。•ω•。)و

 

閲覧ありがとうございました。

【釣り人としての在り方】
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