【インプレ】ヤマガブランクス(YAMAGA Blanks)ブルーカレント73TZナノプロフェッサー(BlueCurrent73TZ/NANO PROFESSOR)

2021年3月22日

今回のインプレ記事は、ヤマガブランクスのライトゲームロッド。

メンバーズ限定モデルのブルーカレント73TZナノプロフェッサーです。

今回も宜しくお願いします、ねぎです。

 

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日本人は「限定」という言葉に弱いらしいです。かくいうねぎもその一人で、このロッドが限定品であるとの商品掲示にかなり揺さぶられ、相当な高価格にも関わらず入手することを決めました。

が、「限定」と称されたこのロッドですが、冒頭の部分でもさらりと記載したように、「メンバーズ限定」ということらしく、決して「限定生産」ではないとのこと。

発売開始後、結構な早さで完売表示となりましたが、数か月後に「再生産決定!」とメーカーホームページに情報が掲載されました。

かなり騙された感を強く持ちまして、メーカーに直接状況を確認してみることに。

ヤマガブランクス広報の言い分としては「限定生産ではなく、メンバーズサイト限定販売モデルの意であり、その旨ご理解いただければ幸いです」とのことでした。

いや、やっぱり騙された感です。

悪いロッドではないんですがね……売り方が汚いな、と正直思うところであります。

使用想定対象はメバルです。使用感などは後に記載していきますが、かなり強いブランクですので、さまざまな魚種に対応できるかと思います。

 

さて、しばらく使用しましたので感じたことを記載していこうと思います。

DSC_1303.JPG

◆ヤマガブランクス ブルーカレント73TZ/NANO PROFESSOR

DSC_1304.JPG

少し見にくいですが、簡単なスペックがロッドに記載されています。

◆全長:2220mm

◆継数:2

◆仕舞寸法:1135mm

◆自重:73g

◆ルアーウェイト:リグ0.5~10g/プラグ1.8~8.0g

◆ライン:PE0.2~0.6号

◆カーボン含有率:99.8%

DSC_1305.JPG

ロッドグリップはこんな感じ。ちょっとエンドが長い印象を受けますが、バランスは悪くはありません。73を長いとみるか、短いとみるか、人それぞれだとは思いますが、メバルを対象と据えていますので、長さに不満はあまりありません。

ブラックバスなんかでも使っていますが、野池なんかだと少し長く感じるかもしれませんね。

DSC_1306.JPG

リールシートのねじ部。前々から述べているねぎ的ロッドへのこだわり部分です。

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リール(15ストラディックC2000HGS)を合わせてねじを締めると、ねじ部の露出は全くありません。

合格です。ねじが見えるだけで物凄いチープさが滲み出てしまっているように見えるのはねぎだけでしょうか?

DSC_1308.JPG

継の部分です。印籠継を採用しているとのことです。

DSC_1309.JPG
繋いでみるとこんな感じですかね。今まで使用してきて、緩んで抜けたりするような場面は一度も経験しておりません。

 

東レのナノアロイテクノロジーを採用したブランクが各メーカーから発売されるようになり、また採用されているロッドもずいぶん増えてきたような印象を受けていますが、今のところこれといった不具合なんかを耳にすることはありませんね。

メーカーサイドの謳い文句としては「負荷に対しての追従性と高反発性の融合により、『張りは強いが粘る』という相反する性能を融合することに成功しています」とのことです。

使用感も悪くなく、入手前の想像ではもう少しパリパリした感じかと思っていましたが、素直に曲がる印象のブランクです。

TZの名の通り、ガイドにはトルザイトを採用。軽量化が図れるといった文句もありますが、実際に使用するなかで体感できるほど軽量かというとそうでもなく、どちらかというと印象に残るのは糸抜けの良さでした。

 

実際にラインを通して魚を掛けてみた感想になります。

合わせたリールは、先にも述べましたがシマノの15ストラディックC2000HGS、ラインはデュエルのアーマードフロロ+0.3号になります。

73gという自重ですが、73というレングスの割にはまずまず軽量なのではないかと思います。

始めは09レアニウムを合わせて使用したのですが、少々先重り感を感じましたので、あえてリールの自重を増しています。

タックル全体としての重量は増えてしまいましたが、使用感はずいぶんと良くなりました。

 

メバリングで使用される頻度の高い2~3g程のプラグを投げてみます。

プラグの形状にも依りますが、2gほどもあればしっかりとロッドに乗せてキャストすることが出来ます。

引き抵抗の強いリップ系プラグなんかでは若干ティップが入り込むような印象もありますが、操作性は悪くありません。

続いて0.7gジグヘッド+ワーム。

垂らしをやや長めにとり、竿先でピュっと振る感じで放ってやれば飛距離もまずまずといったところですが、リリースポイントが狭く、常用するにはちょっと軽すぎるかな……といった印象です。

1.2gくらいになると、多少ロッドに乗せられるようになります。

推奨リグは0.5g~となっていますが、一応投げれるよ、っていう感じなのかな……ねぎがヘタクソなだけという可能性も十分に(-_-;)

最後にシーバスプラグ(約9g)を結んでキャスト。

ぐっとバットに乗せるようなイメージで投げると、ライナー気味にすっ飛んで行きます。糸抜けの良さも手伝い、飛距離はなかなかのものです。

 

各ルアーにて海藻引っ掛けたり、メバルらしきバイトだったりを何回か得たのですが、遠方にルアーがあっても手元に違和感を感じるだけの感度は持ち合わせていました。

チューブラートップとなっていますが、ナノブランクの特性か、サカナの当たりに追従してクイっとティップが入り込みます。

 

小さいものは10cm程度のメバル、大きいものは60cm近くのシーバスなどをキャッチしています。

冒頭にも書いたとおり、このロッドブランクはかなり強めに設定してあるようです。

小さいサカナはほぼ瞬殺で簡単に浮かせてしまいます。が、ロッドの張りが強すぎて弾いてしまうといったこともなく、適度にロッドに負荷を感じながら引き寄せることが出来ます。

また、大きいサカナではしっかりとバットから粘り、初代ブルーカレントで感じていたゴンゴンと叩くようなダイレクトな衝撃が手元に伝わることなく、ブランクが衝撃を吸収しながらサカナに負荷を与え続けているような印象です。

60cmほどのシーバスでは少々ドラグを引きずり出されましたが、力強く寄せることが出来ました。

40cmほどのシーバスであれば抜き上げも割とできてしまうんですが、推奨はしません(笑)タモを使いましょう。

 

カタログ表記では「ことライトゲームにおいては強すぎる」との文言もありましたが、確かに力強くはあるものの、どんなサカナにも幅広く対応できるだけのスペックを持ち合わせているような印象を受けています。

 

良い性能を持っているとは思うんですがね……如何せん高いです(-_-;)

もう少し安く設定できないものですかね……頼みますよ……

あと、「限定」の表記の仕方は考えて頂けるとありがたく思います。

もう限定には騙されまいと思います。

閲覧ありがとうございました。

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