粉砕骨折したシーバスロッドを修理する【1/2】
なんだか不思議な天候ですね。
雨もしっかり、風も強め。
季節の変わり目にはありがちなんですが、こういう天気は好きじゃありません、ねぎです。
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(´-`).。oO切ない思い出(アメブロリンク)
ということで、今回はメジャークラフトさんのシーバスロッド、PEエヴォリューション962MLを修理します。
粉砕に至った当時の記事は上記アメブロリンクで見れますが、簡単に説明すると……
代車で宛がわれたデミオに無理矢理載せていたロッド、同僚がドアを開閉した際に挟み込んだか変な方向に負荷が掛かったかで粉砕骨折です。
まぁ自業自得ちゃあそんな気もしますが、同僚が乗りもしない後部座席のドアを開閉しなければこんなことにもならなかったかな、ともね。
ただ、ずいぶんと使い古したロッドですので、修理に出すのもアレですし、同僚に弁済を求めるのもなんだかな……ということで折れたまま放置していたのです。
少し前にエギングロッドを修理したのですが、その時期と同時期に一度修理を試みてみたのですが、同様の方法ではうまく修理できず。
具体的には、軽く曲げこんだだけでくにゃりと芯材が曲がってしまい、ロッドとしての張りが保持できなかった、という案件です。
なかば諦めて放置していましたが、ツイッターのフォロワーさんとやり取りをしているときにネタで手に取ったパーツ。
記憶に新しい【短くて軽量なロッドを作る練習】で使用したカーボンソリッドですが、カットして先端をティップに宛がいましたが、もともとはかなり長い材料ですので、根本側は廃棄する予定だったんですね。
今回、この根本側の廃材カーボンソリッドを曲げてみたところ、思いのほかいい感じの硬さ。
閃いたのが今回のソリッドティップ化です。
面倒くさくて、くにゃってなった状態で放置していましたが、ちょっと抉ってバラしました。
実はトップガイド直下も折れてまして(少し膨らんで見えるのが分かるかな……)、こちらも頑張ってバラしました。
中央に見えるのが、廃材のカーボンソリッドです。
#1と#2の長さを比べて、ちょうど良さそうな長さで調節していきます。
4番ガイドの辺りからソリッド化するため、4番ガイドの直上にカッターを入れます。
ソリッドの長さの微調整および、カットしたチューブラーからガイドを抜き取り、各パーツを揃えます。
ここから具体的な加工に進みます。
ソリッド先端をきれいに整えますが、トップガイドの内径よりわずかに太いので、少しだけ削って細く調整。
はい、きれいに嵌まるようになりましたね。先端部の加工はこれでOK。
チューブラーとソリッドを継ぐわけですが、印籠状に加工します。
埋め込みは3cmほど。
チューブラー内径に合わせて。少しずつ削りながら様子を伺います。
いわゆる継ぎ目にあたる箇所ですが、ここを削り過ぎると、負荷が掛かった際に折れてしまいますので、変なテーパーはかけないように、素直に削るのが吉です。
緩みもほとんどなく、我ながら完璧な仕事内容です。
このあとの具体的な工程ですが……
①チューブラーとソリッドのエポキシ接着およびトップガイドの取り付け→②2-4ガイドの取り付け
の2工程ですね。
あわよくば一気にやってしまいたいと考えもしたのですが、トップガイドの形状を考えるに、①エポキシを塗布してトップガイド装着→②トップガイドのスレッドラップ→③2-4ガイドのセッティング&ラッピング→④チューブラーとソリッドの接着&各ガイドのエポキシコーティング……ある程度の精度を求められるので、ちょっと難しいかな、と。
無計画にことを進めようとすると、失敗してしまいますのでね。
今回はとりあえずここまでで作業を中断です。
閲覧ありがとうございました。
【釣り人としての在り方】
こちらも宜しくお願いします。
ディスカッション
コメント一覧
随分と手際が良くなりましたね(笑)
折れたら終わりなので、俺は既製品を大事に扱うしかないです(笑)
(^^;
エディさん器用そうなのに……