悶絶の当て潮

2021年3月22日

暫くアジ釣りに行けてなくてですね。

ようやくアジ釣りの機会を得ました。

誘ってくれてありがとうございます、ねぎです。

 

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カヤックのブログを作りながら「釣りに行きたいなぁ……」とモヤモヤしていたのですが、休日前ってこともあったりでどうしても腰が上がりません。

人が多いところってあんまり好きじゃないんですよね……。

が、ちょうどその頃合いに「釣り行かね?」なんて声をかけて頂きまして。

こういう時に背中を押されるってのは凄く有り難い話ですね、自分だけじゃあどうしようか迷いますもの。

 

ということで、久し振りに上関までお出掛け決定。

ぶんとクルマを走らせておりましたが、到着間際、ポイント付近にて帰路に着いているであろうクルマ数台とすれ違います。

あらまぁ、休日前のこのタイミングでポイントを離れるってことは……ねぇ?

もしかしたら釣れてないのかねぇ……なんて思ったりもしましたが、まぁ来てしまったものは仕方ないのでね。

 

ポイント到着、やはり先程のクルマたちはこのポイントから抜けたような感じで、駐車場の車が少ないです。

車外に出てみるとあんまり寒さを感じなかったもので、軽装にて必要な道具をもって釣り座へ。

 

それなりに人は居ましたが、入れる隙間は十分にありそう。

先行していた秀星さんの横に入らせてもらいます。

「今日はちょっとヤバいかも、アジが抜けとるかもしれんです」と不吉な宣言……。

しからば、初めから捕りにいく本気モードで。

 

そこそこの風が右から吹き付けていて、割と大きくラインが煽られてしまいます。

正面に着水させて、左に流し込んでいくような釣り方。

徐々にレンジを入れて行くと、かなり下層にてヒット。

メバルにてぼ抜けです。

メバルは居る……ってことでサカナの動きを確認するためにいろいろなコースを流してみますが、ベイトに着いているような感じではなさそう。

アタリの多くはボトムに集まっています。

 

不意に風が弱まるときがあるんですが、そのタイミングで気付く「割と早い潮」。

風で流されてると思っていたのですが、どうやら潮も大きく左に流れていたよう。

足元まで帰ってきたリグ(1g)がやや浮き気味ってことも換算すると、けっこう早めに流れているような印象です。

リグが潮下に流れ切った辺りでグンと入り込むロッド。

なかなか良いサイズのアジです。

アジが釣れたと歓喜、次を狙うものの……しばしアジを見つけられず、もしかして事故フィッシュだったのか……と。

 

やはりボトムにべったりな感じの魚信、カウントで言えばフリーフォールで9-11秒辺り。

メバルなんかをちょいちょい追加しながらしばし時を過ごしておりましたが、あるタイミングでアジが釣れ始めます。

やはり潮は早めに流れているんですが、バイトの出方が妙に雑な感じで、「にゅる」とか「すっ」っていうような吸い込むような感覚のみが伝わってくるような……。

こういう時はロングワームがなかなか効きにくいイメージがあって、小さめのファットなワームとかでピンピンと動かして存在感を出してやった方が釣れるイメージ。

 

ぽろりぽろりとアジを追加していくのですが、急に潮の動きが変わりはじめます。

手前側に動いていく、いわゆる「当て潮」なんですが、こういう当ててきている時っていうのは確変しちゃう時が割と多かったりするもんですから、「今から釣れますよ」なんて宣言しちゃったんですけどね……。

この当て潮、今までに体験したことのないくらい「当て潮」(笑)

本当に真っすぐに潮が入って来てて、しかも割と早いもんですから、キャストしたリグが手前に吸い込まれていくのでラインが出ていきません。

しっかりとフォールさせないとアタリも出ないし、無駄にリグを操作してしまうとすぐに手前に流されちゃってるし。

潮が手前に流れるってことは、だいたいアジは向こう側を向いていることが多いってことになりそうなので、バイトからフッキングまでの操作が短くなりがち。

単純にリグを重くすればいいってもんでもないですし……。

うーん、すごく難しい……。

アタリはまずまず出ているのに、ぜんぜん掛けられないっていう悶絶。

 

そんなタイミングで現れたYスケくんとお友達。

寒さに震えながらお話、潮の流れが変わるのを待ちます(というかほぼ納竿の構え)。

冗談で「最後の1匹」なんて言ったりなんだり、結局少し居残りして、ちょっとだけアジを追加。

 

しっかりと管理されているのか、ココのポイントにはゴミが落ちていた記憶が殆どありません。

誰かが忘れて行ったのか、ペットボトルが落ちてました。

と、吸い殻が1本。

回収して終了であります。

 

強烈な当て潮を初めて体験しましたが、なかなか悶絶しますね。

秀星さんが手に取ったメタルジグという選択なんですが、あの状況ではかなり有効な気がします。

自身がメタルジグを選択することはまず無いかと思うのですが、目から鱗でしたね。

エステルの細糸だとなんとかなってしまう状況も、やや太のPEとかだと対応できなくなってしまったりすることもありますしね(秀星さんはベイトタックルでPEです)。

やはり実際に体験している人ってのは、その世界を見ています。

いろんな釣り方をしてみないとね……良い体験になりました。

またアジ釣り行きたいなぁ。

 

閲覧ありがとうございました。

【釣り人としての在り方】
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