菊ちゃんのイカメタルロッドをチタンティップに継ぎ替えるよ
我が家のペットのブッシープレコさんが再び繁殖しました。
お母さんが毎回同じなのかは確認できないのですが、お父さんは毎回同じです。
お父さん繁殖のたびに絶食、ねぎです。
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もう何度目の繁殖か忘れてしまいましたが、今回は子供を取り上げるのが遅れてしまい、既に水槽内に自分たちで旅立っていました。
プレコが増えすぎてオヨメから「どうするん?」って言われてるなう。
さて、前々回のイカメタルでロッドを破損させてしまった菊ちゃん。
どうしたものか、と思案したかどうか分かりませんが、ねぎさんが「チタン継いでみたらいいのに」とか余計なことを言っちゃって、チタンを継ぐことになりました。
以前からチタンティップ化の有用性については喋ってたりするんですが、せっかくなのでチタンにしてみようかなぁ、ってことで。
注文してから届くまでに暫く時間がかかったみたいで、材料が揃ってからお預かりしました。
◆吉見製作所 形状記憶合金 チタン カラーテーパー線材 1.6-0.8×250
ねぎさんが使用したものと同じものを買ってもらいました。
割と素直なテーパーで、20号前後の重めのイカメタルスッテでも操作性が失われません。
作業の手順はいつもの通り。
預かったロッドはソリッド部分が明らかにチューブラ部分と太さが異なっていたので、判別は容易。
ガイドを剥がし、ドライヤで加熱して接着剤を軟化させればソリッド部分は割とすんなりと抜けました。
ブランクスの先端はちょっと剥離した感じになってたので、2ミリほどカット(?)するように整形。
チタンティップとブランクスの径を見ながら継部を加工、いい感じのサイズ感で加工は最小限で済みました。
ブランクスとチタンをエポキシで接着。
ガチガチに固まったら、カーボンロービングで継部を簡単に補強(エポキシを染み込ませて固めます)。
続いてトップガイドを接着。
トップガイドが固まったら、チタンティップにガイドを配していきます(ガイド巻くのめんどくせぇ……)。
ある日の朝、ホットコーヒーを飲みながら、クラッカーにクリームチーズを塗りたくって食べつつ。
そんな朝ごはんのついで(?)にガイドスレッドにエポキシを塗布し、ドライヤで加熱して気泡を飛ばし、ロッドドライヤに噛ませて出勤。
帰宅したらいい感じに固まってましたね。
ロッドを組んで、糸を通して、曲げてみます。
やっぱり多少の不自然さはありますが、個人的な感想を言えば、自分のヤツよりも綺麗にベンドしてます。
オモリも載せてみましたが、自分のロッドよりも全体に軟調な印象で、だいぶバット寄りから入り込むような雰囲気。
小ねぎちゃんにオモリをツンツンしてもらいましたが、それなりに反響感度は得られているような感じです。
実際に水中にリグを送り込んでいった時には、オモリの負荷の他にも潮流や浮力なんかの影響を受けるので一概に言えませんが、持ってみた感じだと割とイケてるはずです。
水深30mを超えた辺りからのモッサリした感じがだいぶ違って感じられるんじゃないかな?
チタンティップとしては長めの有効長なんですが、イカメタルみたいにハッキリとティップにオモリが載っかってる釣り方の時には、この有効長の長さが手感度を増幅させます。
スッテを叩くようなアタリ、リグにのしかかるようなアタリ、リグを持ち上げるようなアタリ、全てにおいて手感度だけで釣りが出来るようになります。
使える道具を刻むのは気が引けるんですが、折れたついでに……とかってタイミングでチタンティップ化してみると違う世界が覗けるかも(笑)。
閲覧ありがとうございました。
【釣り人としての在り方】
こちらも宜しくお願いします。
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