チタンティップのアジングロッドを作る【1/4】

2021年7月13日

ちょっとお腹が痛いなぁ……なんて思ってたらやりきれないほどの痛みに変わりまして。

胃カメラ飲んできましたよ。

死ぬかと思いました、ねぎです。

 

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ちょっとお腹痛いって感じで内科を受診したのですが、出血の可能性があるってことで胃腸科に回されまして。

胃腸科に着いたら「なんでコーヒー飲んでんの?胃カメラ出来ないじゃん!」って怒られました。

胃カメラなんてそもそもやるつもりなんてなかったのに……理不尽に怒られてちょっとブルーです。

翌日、絶飲食で胃カメラを飲んだんですが……もうやりたくありませんね( ;∀;)

 

ということで、パーツ作りをしていました。

ロッド制作の手順を大まかに。

①ブランクス(調子・長さ)を選ぶ。

②グリップの形状を選ぶ。

③グリップパーツの制作。

④ブランクスの長さ調整(ティップを継ぐ場合には併せて加工)

⑤グリップパーツの接着。

⑥エンドグリップの加工、接着。

⑦ガイドセッティング、ラッピング、接着。

こんな感じです。

 

ブランクスの張りなどが分かっていれば、だいたいこんな感じになりそうだなっていう予測をもとに、簡単にでも設計図なんかを起こしておくといいかもしれません。

特にグリップ周りは個性が出る箇所ですので、デザインは慎重に。

と、頭の中でしっかりと手順を構成しておかないと、エポキシで固めてしまうと後戻りが非常に面倒なので。

ブランクスは当たり前ですがテーパーが掛かってますので、エンド側から挿せないものなんかもあります。

また、スケルトンシートなんかだと、前後のシート間にメタルパーツなんかを取り付けたい場合なんかには、あらかじめメタルパーツを挿しておいたりといった工程が生じます。

実際に加工される前に、しっかりと手順を確認しておきましょう。

DSC_2746.JPG

 ということで、いくつかイメージしてたものを絵に描いてみて。

って言ってもあんまり違わないですが、今回はいちばん上のパターンを採用。

あくまでイメージですのでね。

これに沿ってパーツの発注を行いました。

 

で、工程をしっかりと確認したうえで加工を開始するのですが、工作あるあるの気づいたら写真が無いパターンです。

DSC_2863.JPG

写真はKNフードのパーツなんですが、DPSシートも一緒に加工していきます。

必要箇所を摘出するため、カッターなんかで分断していきまして、オリジナリティを演出するためにフードパーツを加工します。

メタルフードに切り込みを入れ、ニッパーでメタルを毟り取ります。

フードはカーボンロービングでの補強と併せて、シェルフレークっていう貝殻の粉末のネイルアートパーツ(ダイソー)を混ぜ込んだエポキシを盛ります。

DSC_2770.JPG

 これがシェルフレーク。

いろんな色があって綺麗でしたね。

DSC_2866.JPG

新聞広告を適当な太さに巻いて、パーツを固定して盛って硬化待ちです。

数日後に気付くんですが、ワタクシの使用しているエポキシは約1時間で硬化するタイプの物のようでして。

今までかなりの無駄な時間を過ごしていたようです。

DSC_2867.JPG

なかなかきれいに仕上がりましたね。

シェルフレークとエポキシを混ぜると、かなり空気を含んでしまいますので、盛る前にドライヤーなんかでしっかりと気泡を飛ばした方がいいかも知れません。

あんまり目立たないので今回はこれでOK。

【ねぎねこ】の冠を背負わせるために、同じく100均(こちらはセリア)に売ってあったネコのメタルパーツも一緒に埋め込みました。

 

カーボンロービングの端の始末は、スティックのりで押さえると綺麗にまとまりました。

エポキシは、何回かに分けて盛ると綺麗に仕上がるなんて噂も聞きますが、ワタクシは一気に盛ってしまいました。

フィニッシングモーターで回しながら、軽くドライヤーで熱を加えると、粘度が下がって(さらさらになって)綺麗に整うかと思います。

DSC_2876.JPG

フードパーツが完成したら、カーボンメッシュパイプをいい感じの長さにカットして研磨します。

上写真が仮組みしてみた感じ。

内のパイプと外のパイプを面一で合わせるか悩みましたが、今回はあえて長めに設定。

DPSのねじ部とKNフードパーツのねじ部を合わせるため、仮組みする前にしっかりとねじの長さを確認してカットします。

足りないとか悲惨な目にあいますので気を付けてね。

DSC_2877.JPG
ねじ部と内カーボンパイプを気合いでエポキシ接着。

ついでに、KNフードにカーボンパイプ(長さ調整済み)とメタルパーツを併せて接着しておきます。

ちなみに、カーボンパイプは外形17mm、内径15mmとありましたが、若干誤差があります。

DPSは16サイズを選択していますが、概ねサイズ感は似ているかと思いますが、予定ではぴったり合うはずだった内径がちょっとおかしなことになっていましたので、少しだけ状況に合わせて加工を施しています。

 

とりあえず今回はここまで。

次回はパーツの加工と、ブランクスとチタンティップの接着を。

閲覧ありがとうございました。

【釣り人としての在り方】
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工作ロッド,工作

Posted by ねぎ